190716 デイル・ドーテン / 『仕事は楽しいかね?』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★デイル・ドーテン(著)、野津智子 (訳) / 『仕事は楽しいかね?』



●試してみることに失敗はない。



●今日の目標は明日のマンネリ。



●明日は今日と違う自分になる。



●多くの人が”計画どおりの結果になるものはない”

 という使い古された決まり文句にうなずくのに、

 相変わらず大勢の人が計画を立てることを崇め奉っている。



●必要は発明の母なのかもしれない。

 だけど、偶然は発明の父なんだ。



●「きみにはね、

 これでいいやっていう気持ちをもっと持つことが必要なんだよ。


 統計データはもっと少なくていい。


 事実というのは弱い者につけ込む。


 現実的な情報をこれでもか、これでもかと出してもくる。



●「この人たちをごらん。

 産業革命が始まったころロンドンに集まってきたイングランドの農夫と、

 どれほどの差があるだろう。


 ここオヘアにいる眠れるかわいそうな子猫たちは、

 あの当時以来、一番大きな経済変動の波にのまれているのに、

 そのことに気づきさえしていない。


 この人たちの部下にしても、ほとんどがそうだ。

 彼らを見てごらんよ。

 打ちのめされて、疲れ果てて、不満だらけで。


 十八世紀には、人を死ぬまで働かせる工場があった。

 肉体労働じゃなく、いまは頭脳労働になっているけど、

 社会はやっぱり過酷なままだ。


 二十世紀末の労働者の精神的苦痛はいつかきっと、

 ぞっとしながら振り返られるだろうね。」



●僕たちは過多の時代に生きている。

 どの業界をとっても、同種のビジネスがあまりに多すぎるんだ。


 そうした供給過多の状態が価格競争を引き起こし、

 企業は価格に振り回されてしまう。


 それでどうやって利ざやを維持できるだろう。

 企業は自分に関わるものも圧迫する

 -下請け業者や従業員をガツンと殴りつけてね。


 いまは”経費を削減する人”が会社の英雄とされる時代だ。


 まったく、なんて時代だろう。


 そりゃあ、景気が上向きだろうと下向きだろうと、

 しばらくはそれでもうまくいくだろうけどね。


 とにかく僕はいまの社会が、会社を第一に考えたり、

 一つの仕事を貫いたりという時代に戻りつつあると思っているわけじゃない。


 そうじゃなくて、僕たちは

 とてつもない圧迫の時代に生き続けていると思うんだ。



●本当の達成というのは、あるべき状態より良くあることなんだ。

 ただ良いだけじゃなく、目を見張るようなものであること。



●みんな、平均より上でありたいと思っている。


 問題は、平均より上の人があまりに多くて、

 みんな普通になってしまっているってこと。


 平均以上は平均ってことだね。



#読書 #人生訓