190718 波多野卓司 / 『「ひとり会社」の起こし方・育て方』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★波多野卓司 / 『「ひとり会社」の起こし方・育て方〜1400人を成功に導いた起業塾のカリスマが教える!』



●何かをやろうとするのは、「~しなければならない」よりも

「~したい」という抜き差しならない思いがまずあって始まるものでしょう。

 なにより大切なことは、


・流行に左右されないで通じる道は何か(いつから始めてもいい)。

・どうすれば人を好きになれるか(多くの人に好かれなくてもいい)。

・弱くても幸せに生きられる道をどうつくるか(勝者にならなくてもいい)。


です。言い換えれば、


・スロー(少しずつ進む)で、

・スモール(自分の持ち味を生きる)で、

・ローカル(コツコツ続ける)な道のりです。



●「これさえ大切にしていけば、幸せに生きていけるだろう」という道

 この道から入れば、起業は特別なことではなくなります。



●4つの旅の段階

(1)思い醸成期

 思いを見失わないように、あなた自身とつながる。


(2)トライアンドエラー

 小さな100のトライで、商品とつながる。


(3)事業立ち上げ期

 商品を売って、誰か(お客様)とつながる。


(4)事業継続期

 お金を支援につなぎながら、より多くの人とつながる。



●自分で事業を始めたい理由

(1)それが好きだから。

(2)人の役に立ちたいから。

(3)お金を儲けたいから。


 実際にその思いをカタチにし、さらに継続している人が多いのは、

(1)>(2)>(3)の順番です。



●「思い(価値観)」を探る問い。


(問1)あなたは、どんなことに惹かれ、どんなことに突き動かされますか?

(問2)あなたは、何に我慢できず、苦しんできましたか?

(問3)あなたの人生で、ふと思い出す、忘れられない光景/忘れられない人は?



●経営の循環

・命を「受容する」。


「受容する」とは、自分はどう生きたいか、何がしたいか、

 どんなことに惹かれるのか、どんなことが許せないか、など。


 命のあらわれが愛。


・愛を「造形する」


「造形する」とは、挨拶を練習する、カタチをデザインする、

 システムを構築する、販促物をつくる、チームをつくる、など。


 愛のあらわれが商品。


・商品を「計算する」


「計算する」とは、「価値÷価格」で考える、「費用対効果」で考える、

「原価率」を考える、「収支」を計算する、など。


 商品のあらわれがお金。


・お金で「支援する(自分と他者を支援)」


「支援する」とは、

 お客様の命を支援する(もっと喜ばれるために働いて得たお金を使う)、

 自分と家族の命を支援する(暮らしていくために働いたお金を使う)、

 仲間の命を支援する(働きに報いるためにお金を支払う)、など。


 お金のあらわれが命。



 ┌─ 支援 → 命  ─ 受容 ─┐
 │                     ↓

お金                    愛

 ↑                     │
 └─ 計算 ─ 商品 ← 造形 ─┘




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