200106 サチン・チョードリー / 『これからの時代のお金に強い人、弱い人』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★サチン・チョードリー / 『これからの時代のお金に強い人、弱い人』



●お金に強い人は、お金を心から信じている。

 お金に弱い人は、お金をどこか疑っている。



●「お金がいかに大切か」については、

 世界共通で語られていることであり、子どもの頃から教えられることです。


 ところが日本では、「お金は良くないもの」「お金は悪いもの」

 という教えが、一方で堂々と行われていたのです。


 だから、お金のことが心から信じられない。

 お金を儲けたり、お金を増やしたり、

 お金について考えることがいいことだと心の底からは思っていない。


 本当はお金も欲しいし、儲けたいし、お金についても考えたいのに、

 幼い頃からの呪縛によって、

 自分で大きな壁をつくってしまっているのです。



●ちなみにインドでは、

 子どもたちは小さな頃からお金の大事さを教えられます。

 そして、お母さんたちは、小さな子どもにこんなふうに言い聞かせます。


「ほら、あのお金持ちを見なさい。

 あの人は投資をして財を成したのよ。すごいわね。」


「隣の家はスズキの車を買ったみたいだね。

 よし!じゃあ、うちはもっとお金を儲けて、トヨタを買おう!」


 インドは違います。

 開けっぴろげに、思っていることを話したりもします。



●お金に強い人は、誰かを喜ばせたい。

 お金に弱い人は、自分を喜ばせたい。


 例えば、家族を喜ばせたいからお金持ちになりたい。

 家族のためにいい家が欲しい。

 子どもを留学させたいからお金が欲しい。

 おいしいもので両親を喜ばせたい・・・。


 こんな思いを持っている人を、否定する人はいるでしょうか?


 あるいは、独立する友人に出資してあげたい。

 新しいビジネスを生み出す起業家を応援したい。

 スタートアップ企業を支援したい・・・。


 これも、

「誰かを喜ばせたい」という目的のために「お金持ちになりたい」です。



#読書 #人生訓 #財テク

 

 

サチン・チョードリー / 『これからの時代のお金に強い人、弱い人』