190830 西條剛央 / 『人を助けるすんごい仕組み』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

西條剛央 / 『人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか』




「『方法』というのは、必ず『ある特定の状況』で使われますよね。

 『ある特定の状況』のもとで『ある目的を達成する手段』のことを

 『方法』と呼びますが、


 これって定義上『例外』がないんです。


 要するに、考えればいいポイントは2つしかない。


 それは『状況』と『目的』です。


 いまはどういう状況で、何を目的にしているのか。」


「つまり、『方法ありき』ではない、と」


「そうそう、そうなんですよ。

 『方法』は、柔軟に形を変えていいんです。



●『構造構成主義



●『原理』というものが便利なのは、

 『情報さえ与えてやれば、答えは導き出せる』という点なんです。」




「僕は、状況をトップダウンにコントロールしようとは思っていなかったので、

『こういうやり方をすれば、こういうことができます』

 ということだけ示していたんです。


 その方法だけ提示したら、あとは動ける人にチームの組み方も教えて・・・」


「あとは勝手に動いてください、と」


「はい」


「全体の状況を把握している人というのがいないままに、

 いろんなプロジェクトが動いているわけだ。」


「そういう組織じゃないと、

 これだけの有事に適切に対応するのは難しいですね。


 自立的に考えながら、まとまった動きができる組織じゃないと。」


「『ふんばろう』では、そうした

『自律的に動くための考え方』を共有するようにしています。」



「~主催する西條さんは、

 実際に会ったこともない人と組んだり、あるいは自分の目の届かない範囲の動き、

 つまり、自分の管轄ではないところを『放っておける』んですね。」



#読書 #人生訓