200206 村上龍、山崎元 / 『おじいさんは山へ金儲けに』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

村上龍(著)、山崎元(解説) / 『おじいさんは山へ金儲けに ― 時として、投資は希望を生む』



※昔話風のパートと解説のパートがありましたが、

 解説のパートしか読みませんでした。



カタルシス(catharsis) 

 哲学および心理学において精神の「浄化」を意味する。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/カタルシス



●競馬のようなギャンブルでは、

 賭けの参加者が賭けたお金から手数料を引いた金額を取り合うだけなので、

 参加者が分け合う金額は増えませんが、

 株式投資の場合には、リスクがあるものの、

 投じた価値が将来増えることが期待できるというわけです。

 これは重要な違いです。



●完全にわかって納得したもの以外には投資しない。



●リスクは計量された不確実性であり、

 大まかでも見当をつけることが大切だ。



●リスクなしにリターンは増えないが、

 ハイリスクがつねにハイリターンというほど世の中は甘くない。


●「絶対に・・・だから」という理由でないと意思決定できないという思考習慣は、

 人生をとても不自由につまらなくしてしまいます。

 リスクを扱う思考法に慣れましょう。



●”確実なマイナス”であるコストを軽視してはいけない。

 コストに関して重要な区別は、一時的なコストと継続的なコストの区別です。


 例えば、投資信託を買うときにとられる「手数料」は一時的なコストで、

 運用や財産の保管などの対価として保有期間に応じて徴収される

「信託報酬」というコスト(例えば1年あたり運用資産の●%)は継続的なコストです。


 コストは「確実なマイナスのリターン」なので、

「不確実な期待リターンの判断」よりも、

 意思決定上はるかに重く見る必要があります。


 投資信託の場合に限らず「コスト」は、ほとんどの場合に、

 個々の運用商品を評価・選択する際の最大の評価項目といっていいでしょう。



●お金は、あくまでも手段だけれども、とても大切なものだ。


 お金があれば避けられる不幸は数多いし、

 お金は、幸せになるために必要な

 物、知識、経験などを手に入れるうえで役に立ちます。

 

 


□チャールズ・エリス『敗者のゲーム』



ユーフォリア 多幸感



#読書 #財テク

村上龍(著)、山崎元(解説) / 『おじいさんは山へ金儲けに ― 時として、投資は希望を生む』