190417 太田創 / 『ETF投資入門』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★太田創 / 『ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド』
●スイングトレード
短期間のうちに発生する値動きのトレンド(スイング)に乗じて
利益を狙うトレーディング手法です。
通常、ポジションを作ってから数日間のうちに反対売買して
ポジションを閉じ、損益を確定させます。
利益を上げるための条件
(1)日々の値動きを必ずチェックする。
(2)自分なりのチャート分析手法を確立する。
(3)相場観を養う。
●ポジショントレード
スイングトレードとは異なり、
数週間から数ヶ月の時間枠で投資成果を出していくトレード方法です。
中期的な相場観が求められます。
重要なポイント
(1)投資期間を決めておく。
(2)日々の値動きよりも大局的な相場観を重視する。
(3)損切りの水準を設定しておく。
(4)全運用資産に対する投資金額(1回あたりの売買金額)の
上限を決めておく。
●ドルコスト平均法
ドルコスト平均法(定時定額投資)とは、
ある期間、定期的に一定の金額(たとえば、毎月1万円ずつ)を
投資していくものです。
積立預金と同じような考え方で、毎月少しずつETFを買っていくのです。
●信用売り
自分が保有していない銘柄を証券会社から借りて、
新規で売りポジションを持つことです。
信用売りは、空売り(からうり)とも呼ばれます。
信用売りで注意しなければならないのは(注意しなければならない点の一つが)
「逆日歩(ぎゃくひぶ)」という金利が発生することです。
信用売りは、その仕組み上、空売りした代金を証券会社に貸すことになりますので、
本来であれば利息がもらえるはずです。
この利息のことを「日歩(ひぶ)」と呼びます。
ところが、日歩が受け取れるのは、
証券会社が貸すための株式を十分に保有している場合に限られます。
貸すための株式が不足すれば、他社から借りてこなければなりませんので、
その分の利息を支払う必要があります。
この場合、売るための株を、
わざわざ利息(日歩)を払って借りなければならないので、
逆日歩と呼ばれるわけです。
利率次第では、目論見通りに株価が下がったのに、
逆日歩の利息に食われてしまうこともありえます。
●オルタナティブ・ポートフォリオ
すでに株式を保有しているが、これ以上株式の割合を増やしたくはない、
ただし、資産全体のパフォーマンスを向上させ、
かつ全体のリスクを抑えたいという場合に組成を考えるポートフォリオです。
考え方としては、
資金を不動産関連株式と、商品(コモディティ)に分散させ、
株式と相関が低い資産を組み入れることで、
資産全体のパフォーマンスを向上させていくというものです。
●ヒラメ戦術+ドルコスト平均法
「ヒラメ戦術」とは、株価が落ちてくるのをじっと辛抱強く待ち、
自分のターゲットレベルに達してきたら買うという、
文字通り「Buy low(安く買う)」を実践するトレーディング方法です。
「ドルコスト平均法」は、
毎月決まった金額でコツコツ、株式などの資産を購入していくことです。
なお、この投資法で成果を出すには、
株価は中長期的に右肩上がりで推移するものだということを
念頭においてください。
●その国のマクロ経済動向がわかる4つの経済指標
(1)GDP成長率
GDP(国内総生産)成長率が2四半期連続でマイナスに陥ると
リセッション(景気後退)となり、
一般的に株価は低迷することが多いとされています。
実際には、株価はリセッションが確認されてから低迷するのではなく、
さまざまな景気先行指標(在庫、労働時間、失業保険申請、住宅着工件数など)が
悪化するなかで低迷していくものです。
(2)失業率
米国では、完全失業率よりも
雇用者数(非農業部門雇用者数、Non farm payroll)を重視しています。
雇用者数のほうが完全失業率よりも景気に敏感に反応すること、
雇用者数は事業所ごとに調査するため、
自己申告がベースとなる失業率よりも
より客観的に雇用者の増減を把握できることなどが主な理由です。
(3)消費者物価指数
(4)小売売上高
小売売上高の変化は、
個人消費の全般的な推移を見るのに、最も速報性の高い指標とされています。
●金融市場において原油価格が注目される理由は、
原油から作られる二次製品(ガソリン、灯油など)の価格動向が
産業界全体や物価全般に影響を与えることや、
価格高騰により、経済全体の成長がスローダウンするのではないか
と考えられているからです。
□World Gold Council
https://www.gold.org/
金価格の推移
※実践は自己責任で。
#読書 #財テク
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