191117 松田千枝 /『「姿勢の体操」で80歳まで走れる体になる』 読書グラフィ今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★松田千枝 / 『「姿勢の体操」で80歳まで走れる体になる』



●能の大成者 世阿弥(ぜあみ)

「時分の花(若いときの美しさ)」は、「真(まこと)の花」ではない。

 年を重ねても花は咲く。

 人生の目標は「真の花」を咲かせること、

 花のある生き方をすることである。



●背骨をゆるめる


 まず、息をゆっくり吸いながら、

 両手(の指)を組んでまっすぐ上にあげ、

 同時に背中をできるところまで引き伸ばします。


 これ以上伸びないというところまで来たら、

 ふーっと息を吐いて、

 両手の力を抜き下にだらんと下ろしてください。


 そうすると、背中の緊張がゆるみます。


 これが「背骨をゆるめる」という感覚です。


 背骨の周囲についているインナーマッスルがゆるんで、

 背骨のひとつひとつが動きやすくなります。


 呼吸のしかたも、とても大切です。


 呼吸も動きをゆったりすることで、

 副交感神経が優位になり、深いリラックスが得られます。


 言うことをきかない体に無理を強いるのではなく、背骨のひとつひとつ、
 筋肉の微細な部分までゆっくりと動かしていくのです。


 正中線

 背骨の周囲についているインナーマッスルに沿って通っています。

 体の外側を正中線に沿って手でなぞり、

 動きをガイドすることによって、

 今、どこを緩めているのかを正確に感じとり、

 ゆるんだ心地よさを体で覚えます。



●体の3つの動き

(1)体を前・後屈する動き。

(2)左右に倒れる動き。

(3)体をひねる動き。


 3つの動きのバランスが崩れると、

 体が歪んで筋肉を緊張させ痛みが発生します。



●「生涯青春 余生なし」でありたい。




「短所を直すのは、長所を伸ばすより数倍エネルギーを使う。

 短所の矯正は、これまで生きてきた自分の否定につながります。


 角のある自分を丸くするには、角を削るのではなく、

 長所のほうをつけ足して丸みをつけていくことです。


 星型の角を削ると、小さいマルになってしまう。


 長所を伸ばしていくと、短所が目立たなくなるのです。」


 体はその瞬間、瞬間のなかで、なにかをつかんできたはずです。


 眠っていた記憶を呼び起こし、

 それを認める(過去を受け入れる)ことで、

 体は深い安らぎに包まれます。


 こういったことが、「そのまま受け入れる」ことであり、

「感謝する」ことでもあるのです。



※実践は自己責任で。



#読書 #養生訓 #健康