200515 酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』 読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』
●マーケティング別の対象市場規模
・マス・マーケティング
大量に生産した製品を大量に売りたいときに向いているマーケティング。
万人を相手にマーケティングを仕掛ける。
・セグメント・マーケティング
マス・マーケティングが容易にできない場合、
自社に最適な顧客を選定(セグメント)して、
効率よく働き掛けるマーケティング。
・ニッチ・マーケティング
大手企業が相手にしない小さな市場や、隙間の市場を狙うことで、
自社のシェアを伸ばすマーケティング。
・ミクロ・マーケティング
地域や個人を対象に働き掛けるマーケティング。
ダイレクト・マーケティングや
ワン・トゥ・ワン・マーケティングなどが代表例。
●RFM分析
顧客の購入行動や購入履歴といったデータを分析。
・R=recency(最新購買日)
いつ買ったか、最近購入しているか。
・F=frequency(累計購買回数)
どのくらいの頻度で購入しているか。
・M=monetary(累計購買金額)
いくら使ったか。
●ダイレクト・マーケティング
レスポンスを得ることから始まるマーケティング。
(試供品の申し込みやアンケートなど)
●ワン・トゥ・ワン・マーケティング
顧客ひとり一人に合わせたマーケティングを実施。
(顧客の取り巻く状況や趣味・嗜好、価値観やニーズをつかむ)
●パーミッション(許諾)・マーケティング
顧客に不快感を持たれないということに主眼を置く。
顧客に対して事前に許諾をとり、その範囲内でマーケティング活動を行う。
●CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)
顧客データを分析することで個々の顧客の特徴をつかみ、
インターネットやコールセンターといったチャネルを使って
顧客との関係を深めるマーケティングとして定義されている。
((許諾を得て)個人情報や購入データ、
苦情や意見、要望といった問い合わせ履歴も顧客データに組み込む)
●プロダクト・プレイスメント
ドラマや映画の主人公に自社の商品を使ってもらったり、
背景にロゴマークの入った看板を設置したりして、
見る人の印象に残す手法です。
●コーズ・リレーテッド・マーケティング
社会貢献性のある目的に関連したプロモーション。
アメリカでは、広告市場で8%を占める規模に成長している。
この手法は企業イメージを高めるが、
本業での社会貢献性がともなっていないと効果は薄い。
●広告は、マーケティングを構成する要素のひとつに過ぎません。
・コトラー
「日本のマーケティングはプロモーションしかおこなわず、
本来の意味でのマーケティングを実践しなかった。」
「マーケティング担当者の仕事は売ることではなく、
新たなニーズに着目し、新たなチャンスを見出し、
そのインパクトを分析することだ。」
●コ・クリエイション(価値共創)
企業が顧客、その他のステークホルダー(利害関係者)とともに、
新たな価値を創出すること。
●CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)
#読書 #ビジネス